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中国製「ROLEX」などの偽スイス製腕時計、2013年度は100万本

中国による模倣品輸出戦略によって、毎年約8億フラン(約910億円)の損失

フランス通信社(以下、AFPと称する)の報道によれば、スイス製腕時計だと客を語り、押収・処分された「模倣品・偽造品」の数が、世界全体で合計100万本に上ることが分かりました。スイスの時計産業の業界団体であるスイス時計協会(Swiss Watch Industry Federation=以下、FHSと称する)が26日に発表しました。

同協会のジーン・ダニエル・パッシュ会長はAFPの取材に対して、地元当局や世界各地の弁護士・探偵などと協力しながら、模倣品の取り締まりに力を入れていると説明のうえで「模倣品の大半は中国で生産されているが、旅行者が訪れる場所であれば、おおむね世界各地で目にすることができる」と述べ、押収・処分された模倣品の大半はアジア、とりわけ中国製だが、その他にもイタリアやトルコといった欧州地域や南米でも製造されていると指摘しています。
 

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またジーン・ダニエル・パッシュ会長によるところ、スイスの国家産業ともいえる時計業界は中国による模倣品輸出戦略によって、毎年約8億フラン(約910億円)の損失を被っているとのことです。

同氏は、高級腕時計の模倣品を見つけ出して処分することは重要だと説明し、FHSは昨年、インターネット上でオークションにかけられた偽のスイス製腕時計約28万本の取引を中止させ、複数の取引拠点を解体に追い込んだと話しています。
 

事務総局広報としての総括

今回の国家産業ともいえる時計業界は中国による模倣品輸出戦略によって、毎年約8億フラン(約910億円)の損失を被っているという同協会のパッシュ会長の証言は、「模倣品」という存在の恐ろしさを感じさせるものです。スイスの名称とブランド力を悪用し、中国は約910億円をスイスから搾取していることになります。これがわが国の得意分野である家電等であった場合、どのような統計がでるかは想像を絶します。そこでこのような暴挙を取り締まるためにも、当法人が開発している知的財産流通データバンク「ACTA」の開発が急がれると実感した出来事でもあります。

仮にACTAが正式に運営されておれば、FHSが取引を中止できなかったと思われるインターネットオークションでの偽スイス時計の販売においても、確実に一般消費者は偽物と判断に資するものと考えられます。また一般消費者同様に輸入者、販売者、オークションなどの仲介業者、一般消費者側も偽物かどうかがすぐに見破ることができたと考えられます。つまりの模造品・偽造品の流通防止が輸入者側で把握できたわけです。

またACTAシステムを潜り抜け、国内輸入された商品が偽物であっても並行輸入品にあたるため、同時に真正品証明書の付属が業界の常識となっておれば、仮に「本物」として販売した中国製「ROLEX」などの偽スイス製腕時計の過去一年間の売上は、真正品証明書によって全額返金が課せられ、一般消費者の保護と利益の擁護は守られていたと事務総局広報では考えております。

それ以外にも古物市場主であるインターネットオークション会社が中古の知的財産製品を 出品する場合の条件として、出品者に真正品証明書の付属を義務付ける、もしくは当法人の特別会員(通称:知的財産会員)になることを義務付けておれば、一般消費者の利益の擁護の観点からこのような事件ははじめから起こらなかったのではないかと事務総局広報では考えており、以上をもって総括とさせて頂きます。

記事引用:AFPBB News06月28日(土)10時42分配信

 

 


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